専門用語集
※話数が増えていくにつれて用語は増えていきます。
※単語自体は出ていても、それが後のネタバレになるようなものは?表記になっています。
※キャラはここでは紹介しておりません。
※なにか知りたい用語があれば、掲示板かメール、Web拍手でご一報下さい。
「加護」、「空間切断」、「幻想郷」、「スチュエリウム」、「大精霊」、「ペンタグラム」、「星の記憶」を追加しました。
「精霊」の説明に追記しました。
世界大陸の一つで、最も広大な大陸。北から順にスノウ王国、ウインド王国、キャンバス王国、シャッフル王国、チェリーブロッサム王国、王国エターナルアセリアの六ヶ国からなる。とはいえ、他にも数々の小国が存在するのだが、とこかの国の傘下に入っているので名を上げられる事はない。
広大な大陸を六分しているだけあって、どの国も所有領土は広い。シャッフル王国にいたってはその領地にまるまるキー大陸が納まるほどだ。
大陸は三日月のような形をしており、各国によって気候や地形は大きく異なる。
水を司る神。
この名の下に水の魔術は行使される。
錬金術師を統べる組織の名。
また、その銘を名に刻んでいる事は現状での錬金術師の最高位の証でもある。
カノン王国内の南方の村。
ただ、十年程前は祐一の父親の根城であったため、恐怖の代名詞でもあった。
世界大陸の一つ。その大陸一つ全てが王国ビックバン・エイジである。もともとはもっと多くの国々が存在したのだが、数年前に現ビックバン・エイジ王国の王、斬真狼牙によってその全てを統括された。
が、なかには独立を宣言する者たちもいて、現在はスカルサーペント、ホーリーフレイム、アトラク=ナクアの三勢力が独立地帯としていまなお王国ビックバン・エイジと抗争を広げている。
第二星界時代に、『禍人』が神殺しを盗作して作ったもの。全部で十六あるらしい。
性能的には劣化版神殺しとも言えるが、特徴として誰でも使用できるというものがある。が、その特性故に敵に渡る可能性も。
最初に手にしたものを所有者と決め、以降はその他の人間が持つことはできない。持つためには、先代の所有者が死んでいることが前提である。
キー大陸の国の一つ。
世界でも珍しい神族のみの国で、人間族も訪問は出来るものの住む事は出来ない。魔族などもってのほか。
キー大陸でもトップの権力を持ち、実質上のキー大陸支配国である。
山や森もあまりなく、開けた土地を有しており、一年中温暖な気候である。
現女王は神尾神奈。
マナを吸収して所有者に絶大な力を与える武器。
剣、と名打ってはいるものの、形状はそれに限らない。
所有者を選び、形状もその所有者が最も使いやすい形であるらしい。
それぞれに剣位が存在し、第十位から一位まであるらしいが、数字が小さくなるにつれ強くなり、また絶対数も少なくなっていく。
神殺しとは似て非なる存在。
世界を構成する元素の総称。
いろいろな意見があるが、地、水、火、風の四大元素ではなく第五架空要素を含めた五元素がエーテルとされる。
四大魔貴族に分類されるうちの一種族。
四大魔貴族の中でも純粋な攻撃力なら最強。特殊能力よりも肉体的な能力が高い種族である。
他の三つの魔貴族と違い、格による呼称の違いは存在しない。
四大魔貴族に分類されるうちの一種族。
硬い皮膚を持ち、普通の武器では一切の攻撃を寄せ付けず、また凄まじい攻撃力と魔力を持つ。
鬼と似ているが、鬼よりも防御力と魔力は高く、攻撃力とスピードは低いとされている。
中でも強い大蛇を八岐と呼ぶ。、
ある概念を施された武装の総称。
概念―――つまり魂に直接効果を叩き込むものとされる。
基本的に対魔族、神族に際して人間族が対等に戦うために使用する物。
呪具とは似て非なる存在。
火を司る神。
この名の下に火の魔術は行使される。
封印された力、あるいはある事情により故意に抑えている力を解放して、力を極限まで高めることの総称。
人物にとって覚醒のプロセスや内容は違うので、一概にどういった方法で能力が跳ね上がるのかは説明できない。
○相沢祐一の場合
対の属性である闇と光の属性は、本来交われば存在できない。よってそれを持つ祐一も本来は生きていられるはずがない。
それでも生きていられるのは、祐一の身体が生存本能で無意識に別々に隔離しているからである。
祐一の覚醒はこれを意識的に融合、対消滅による反動を逆転させて力へと変換するという荒業である。
無論、キャパシティ以上に長引かせれば対消滅に引っ張り込まれて祐一の存在も消失してしまう。
が、上記の理由で祐一の意思とは無関係にストップがかかるのでこれにより死ぬ可能性はまずない。
神、神獣、大精霊、魔霊、堕天種、魔祖など上位種による加護。
この加護は多種多様であり、一個人に付与される場合(聖騎士など)、武器に付与される場合(聖剣)などがある。
これら加護は基本、その上位種が存在し続ける限り永続的に続く(聖騎士は不死性がないので代を変更する)。
例外的にではあるが、一時的に加護を付与するような術式や能力も存在する(精霊同調、魔霊憑依、堕天顕現など)。
加護とはその上位種の力(ないし能力)を分け与える行為であり、その効果は計り知れない。
だがこの行為は無論上位種の力を割くことにもなり、あまり数多くの加護を与える者はいない。せいぜい一つか二つである。
もちろん割いた力の割合で加護は強くなり効果も増すが、基本一割前後である。
これは上記のような理由もあるが、何よりそれ以上の加護を受けても対象が受け入れきれず破壊されることが多いことも理由の一つである。
加護が消えるのはその加護を施した上位種が滅ぶか、あるいは何らかの要因で力を封印(存在の封印とは別)された場合である。
加護を施した本人でさえ、一度施した加護を解くことはそう簡単に出来ない(稀に例外あり)。
キー大陸の国の一つ。
山々に囲まれた寒冷な気候をしているものの、資源は豊富で南には開けた海もあり、そこからサーカス大陸のダ・カーポ王国と貿易をしていたりもする。
当時の国王は北川宗采。
祐一が国王になった新生カノン王国。
エアに従う姿勢を完全に廃止し、全種族共存を掲げ日々その夢を目指している。
旧カノン王国よりも情勢は良かったりする。
上位種。人の上に立つ者たちの、人間族側から見た通称。調停者にして傍観者。
第一星界時代ではひたすら傍観をしていたものの、第二星界時代において一部が人間族の駆逐を決行し、人と神とで戦争となる。
第三星界時代の属性などは人間側についた神の力を借りる、第三星界式魔術と呼ばれている。
第二星界時代にその絶対数が半分以下に減ってしまい、現状では魔族の横行を許している形になっている。
遥か昔神をも殺したと言う者――『聖人』が第二星界時代に創り上げたとされる伝説の武具の総称。全部で十四あるらしい。
他の神殺しと種類を区別する際には、『純正神殺し』とも言う。
所有者を選び、所有者以外は持つことすら適わない。
永遠神剣とは似て非なる存在。
以下に登場済みの神殺しの詳細を載せる。
○第四番・魔槍『グランヴェール』
マスターは月宮あゆ。
名称の通り形状は槍。穂先から柄先まではおよそ二メートル程度。
得意な魔術補佐は光属性。
○第六番・魔鎌『ギメッシュナー』
マスターは稲葉水夏。
形状は鎌。柄は水夏の身長と同程度かやや長い程度。刃もまたかなり大きい。
得意な魔術補佐は闇属性。
○第七番・魔斧『ディトライク』
マスターは雨宮亜衣。
無論形状は斧。刃は鋭角的で、とにかく大きい。
得意な魔術補佐は火属性。
○第九番・魔装『ゲイルバンカー』
マスターは桜塚恋。
形状は両足に装着するレガースタイプ。恋でいえば膝からやや腿にかかる程度の大きさ。
得意な魔術補佐は風属性だが、現在は火属性に適応しつつある。
○第十番・魔杖『ブレイハート』
マスターは立川郁美。
形状は杖。長さは郁美の身長よりわずかに高い程度。
得意な魔術補佐属性、特になし。杖なだけありどの属性にも対応が出来る。
○第十四番・魔布『ドゥーアローン』
マスターは星崎希望。
形状は布、というかストールのそれに近い。長さは一応二メートルほどだが、伸縮可能なのであまり意味はない。
得意な魔術補佐は氷属性。
世界大陸の一つ。カノン王国、エア王国、クラナド王国、ワン自治領の四国からなる。昔は更にムーン王国があったが、違法の人体実験を行ったと言うことでエア王国に滅亡させられた。
特に各国は同盟などはしていないものの、大昔から繁栄を謳歌するエア王国がキー大陸の支配者的存在なのは暗黙の了解である。
北は開けた温暖な気候、南は山々に閉ざされた寒冷な気候をしている。
その者の魂に刻まれた本質。因子と言える混沌衝動。
言うなれば理性を外した心底の本能。人は誰しも生まれた瞬間からこれを持ち生きている。魂の原点。
なお、起源は人に限らずどんなものにも宿る(在る)とされている。
四大魔貴族に分類されるうちの一種族。
特殊能力に特化した種族。とはいえ肉体的キャパシティも尋常ではない。
もとから吸血種であった「真祖」と後天的に吸血種となった「死徒」に分けられる。
この名詞だけではどちらを指す言葉かはわからない。前後の文法から把握する必要あり。
魔術協会の通称、俗称。
その名の通り『空間を切断する』こと。あるいはその効果を持つ技の系統。
一言で空間切断と言っても大きく分けて三つのレベルが存在する。
C。現世界限定。大気やマナと言った空間に存在するもの全てを巻き込み切断するレベル。物理防御・魔力防御ほぼ無効(まだ例外あり)。
B。現世界限定。上記を含め、更に現世界のあらゆる空間(サイドマテリアル、固有結界など)を切断するレベル。物理防御・魔力防御無効。
空間跳躍や空間転移での回避も不能の他、固有結界の破壊や脱出も可能(ただし固有結界内で攻撃できるかはその空間の法則による)。
A。上記全てを含み、かつ世界さえ切断するレベル。並行世界、未来、過去世界にさえ干渉しあらゆるモノを切断する。
この段階の攻撃ともなるともはや対処するには同じレベルの神秘でしか拮抗しえない。それ以外の防御・回避は全て無効化される。
ただ、全ての『空間切断系』の技がこのいずれかに分類されるかと言うとそうではなく、中間に位置するものなども存在する。
例:「“天地乖離す開闢の星(”……B〜A相当。ややA寄り」
四大魔貴族に分類されるうちの一種族。
人間を超越した身体能力を持つ。主に人間の生気や精気を奪って生きている。そのまま食うことも可能。。
吸血鬼と似ているが、違うとされているのは食事関係。あとはほぼ同じであるらしい。
ただ、吸血鬼ほど種族の増殖が容易ではなく、その絶対数は埋葬機関の活躍もあり年々減っている。現在はもう十程度しかいないらしい。
最初から蜘蛛であった者を大祖、後に蜘蛛になった者を子祖という。
キー大陸の国の一つ。
エア王国とはずっと昔から友好関係を続けており、エア王国の腰巾着と言われ続けているほど。
そのせいか、この国も魔族批判は激しい。
現国王は宮沢和人。
「くれないせきしゅ」と読む。
人ではない、異端の血との混血である者(あるいはそれの子孫)が、自己に眠る血の力を開放したときの呼称。
遠野家を筆頭に数家は「紅赤朱」というが、同じ現象を立川家など他家では「先祖還り」と呼ぶ。こちらがポピュラーな呼び方。
この状態になると、人間のときのものではなく、交わっている異端の能力の方に引き寄せられる。
理性や精神力の低い者が多用すると、異端寄りの精神へ汚染され、本能だけで生きるようになってしまう。
「乃亜」が作り出した、最初の呪具の総称。あるいはオリジナル呪具とも呼ばれる。
第二星界時代に製作されたということ以外、ほとんど謎に包まれている。現在でも数個は発見されているが、全部でいくつあるかは不明。
現在の文字魔術の技術や魔具技術を用いても再現できないような特殊な呪いが掛けられていて、その全てがレア物として扱われている。
別世界に存在する、とある場所。
幻想郷という世界として独立しているのではなく、別世界に存在する一つの土地である。
そこは主に妖怪とごく少数の人間によって営まれている土地の総称であり、外部とは結界で遮られている。
外部から入ることも、中から出ることもできない。それどころか様子の確認も出来ないという、完全な隔離空間である。
そのため外界とは異なる文化が築かれており、その様はこの世界に似ているとも言える。
だがそれでも根本の文化が異なるため、この世界からやって来た者たちはこちらの世界でわずかに浮く。
遥か昔、最強と謳われた魔族を滅ぼした五人の剣士のこと。
それぞれの血縁も存在し、鳳凰の遠野、天馬の坂上、麒麟の川澄、神龍の天沢、獅子の七瀬と呼ばれている。
遥か古代に創られた魔術の総称。
一見絶大な魔術のように聞こえるが、あくまで古代に創られた魔術の総称なので簡単なものも存在する。
これは詠唱の必要がなく(精霊や神の力を借りたものではないから)、単純に術者の魔力に依存する。
よって発動は簡単だが行使は難しい。
リアリティ・マーブル。
空想具現化の亜種であり、使用者の心像世界で現存する世界を塗りつぶす結界。
空想具現化が自在に世界設定ができるもの対し、固有結界は術者の内面が世界となるため、ワンパターンとなる。
だが、逆に自分と自然にしか影響を与えられない空想具現化に対し、固有結界はその中を全て己が規律(ルール)に従わせることができる。
よって空想具現化と固有結界、どちらが優れているとは言えない。
最も魔法に近いと言われている魔術で、魔術協会では禁呪に分類されている。
氷を司る神。
この名の下に氷の魔術は行使される。
聖杯戦争における最重要キーワード。
聖杯戦争に参加する魔術師に召喚され仕えることになる英霊を指す。
主にこれを戦わせて勝ったマスターとサーヴァントが聖杯を得ることができる。
ちなみにサーヴァントにはそれぞれ役割(が割り振られている。
使い魔のようではあるが、完全な別物である。
世界大陸の一つ。ダ・カーポ王国、ウォーターサマー王国の二国からなる。
両国は昔から抗争を繰り返していたものの、新国王に変わってから形式上はなくなった。とはいえ、あくまで形式上であり、国境沿いではいまでも細かい争いが絶えないらしい。
大陸は横に長い長方形の形をしており、東がウォーターサマー王国、西がダ・カーポ王国となっている。
呼んで字の如く自己の能力で傷が再生する能力。
一般的にはそのレベルによって分別されておりTYPEのC、B、A、Sがあり、後になるにつれ性能が良い。
C。なんとか傷は治るというレベル。消失部位の再生、不可。ただし切られたなどの場合は、切断部位さえあれば修復は可能。
致死レベルの傷も治りはするが、おそらく治るより死ぬのが早い。
B。普通の魔族はこのレベル。消失部位の再生、不可。Cと同じく切断などの場合は部位さえあれば修復する。
致死レベルの傷を負っても、止めを刺されなければまず死なない。再生が追いつくレベル。
A。上級魔族に多いレベル。四大魔貴族の多くもこれ。ここから上のレベルは消失部位の再生可能。
大抵の傷は数十分から数時間もあれば治る。
S。特殊な存在だけが持ちえるレベル。どんな傷も一瞬で再構築される。基本的に殺すには一撃必殺でないと不可能。
人間族が神に対抗するために作り出した、量産を前提とした神殺しの試作型。開発コードはインテリジェントデバイス。
裏神殺しの教訓から『主の選択システム』を搭載。
が、それ故になかなか適合者が見つからず即戦力が生み出せない&テストができないという致命的な結果になてしまう。
というわけで結局本採用の量産型は能力を制限し誰でも持てるようにした。
ちなみに何基開発されたか明確な数字は残っていないが、スクライア一族は少なくとも十基以上はあると判断している。
真祖により血を送り込まれ、吸血鬼とされた存在。
中でも強力な使徒のことを、死徒二十七祖と呼んだりする。
自動で障壁を張る能力。
この能力はどういったものなのかはいま一つはっきりとしていない。一説では神の加護とも言われているが、聖騎士とも異なる。
基本的に自らの意思とは関係なく、身に危険が迫った時に自動で障壁が展開されるというもの。
その障壁強度によってレベルが設定されている。C、B、A、Sの順に硬度が増していく。
獣の能力を有し、人間族のような姿をした種族。
どのような経緯で生まれたかは定かになっていないが、現在では数十種の獣人族が確認されている。
人より魔力は乏しいものの、それを補って余りある肉体的キャパシティを持つ。
正教会で魔術を学んている者の通称。男の場合は修道士。
ある呪(いを込められた道具の総称。
所持者の魔力を糧にして、呪(いを現象として世界に発現させる。
用途はいろいろで、武器に始まり日用雑貨まで、その能力も多種にわたる。
概念武装とは似て非なる物。
雷を司る神。
この名の下に雷の魔術は行使される。
地を司る神。
この名の下に地の魔術は行使される。
正教会で魔術を学んだ者の高位の呼び方。
多くの魔術を学び習得した者の証で、これだけで国の魔術機関に就職できたりする。
具体的には上級魔術を十以上かつ超魔術を一つ以上習得していることが条件である。
ただ規律が厳しい正教会で魔術を学ぶ者が最近は減ってきているので、比例して神官位を持つ者も少なくなってきている。
吸血鬼の祖。生まれながらに吸血鬼であった者の総称。
魔族の中でも極めて優秀な種族で、世界自体にリンクした存在であることから魔術とは異なり、際限のない能力を誇る。
また「月の民」とも呼ばれる事があり、それは月齢によって能力が上下することからそう呼ばれているものと思われる。
神の血を受け継ぐ種族。
生まれながらに光の属性を持ち、光に生きる白の住人。
魔族とは対を成し、太古の昔から戦いを繰り広げている。
身体能力は人間族と同等化それ以下だが、強大な魔力を誇る。
神族の外見は魔族とは違い基本的に一律である。人間に近い形状で、背中に一対の純白の翼を持つ。
過去、神族の勢力が全盛期だったとき、中でも強力だった四つの血筋のこと。
四つとは神尾、雪月、神岸、オンカミヤリューである。
魔族七大名家と違い、神族側は四家全て健在。オンカミヤリューは『家』という概念を捨て既に一族となっているが。
特に神尾、雪月はそれを王家として国を担うほどである。
世界三大レアメタルの一つ。だが貴金属というよりは宝石に近い。
魔力伝導率が極めて高く、魔術師の補助杖の核石にされることがあるほどである。
現在は希少価値が一気に上がっており、手の平サイズの鉱石だけで一般人の生涯賃金に相当する。
主な採掘場所はシャッフル王国、王国ビックバン・エイジ。
精霊とも呼ばれる種族のこと。
人に近い風体であるが、完全な異種族である。また、女性体しかいない。
またスピリットにも種類があり、ブルースピリット、グリーンスピリット、レッドスピリット、ブラックスピリット、あとごく稀にホワイトスピリットが存在する。
生まれながらに永遠神剣とハイロゥを持っているのだが、どのような経緯で生まれるのか、そのプロセスはいまだに解明されていない。
神に愛されし戦士の総称。
基礎六属性にそれぞれ一人ずつがいて、自らが司る属性の攻撃は一切通用しなくなり、また自己再生能力も付加される。
マナを魔術回路を通して魔力としなくても、そのまま使えるという特殊なこともできる。
基本六属性の神を崇めている教会の本部というか大本のこと。
カノン王国に水、ウインド王国に風、スノウ王国に氷、王国ビックバン・エイジに火、王国ウタワレルモノに地、シャッフル王国に雷の正教会がある。
よく聖堂教会と間違われるが、根本的に違う。
神や精霊、魔獣や霊獣などの加護を受けた剣の総称。
呪具や概念武装などと違い、特にこれといった特殊な能力があるわけではない(あるものにはある)。
ただ、どんな聖剣に関しても言えることだが、大抵のことでは破壊は不可能である。
王国ムーンプリンセスに本拠を置く、異端狩りを旨とする集団の住まう場所。あるいはその集団そのものの呼び名。
ここで崇めている神は属性の神ではなく、この世界を創造したと言われる全知全能の神。彼らから言わせれば属性の神など派生した劣化神であるとのこと。
また、彼らの中で異端の中には人を超えた魔術師も含まれており、それら含め正教会や魔術協会とは仲が悪い。
代行者、騎士団、埋葬機関と多くの戦力を持ち、この世から魔族を駆逐するために日夜働いている。
願望機。
神の血を受けた杯が本来の意味ではあるが、真の意味での聖杯は現存しない。
フェイト王国にある聖杯は贋作である。とはいえ、願望機としての機能はしっかりと有している。
これを手に入れるために競い殺し合うことを聖杯戦争と呼ぶ。
聖杯を手に入れるために起こる殺し合いの名称。
出場権は魔術師であるなら誰でもあり、エントリーは英霊・・・サーヴァントを召喚するだけ。
あとは他のマスターないしサーヴァントを倒して最後の一組となれば聖杯を手に入れることができる。
基本周期は五十年に一度のはずだが、今回はなぜか前回から十年しか経っていない。
この世界に存在する純度のマナの構成生命体。
稀にスピリットが精霊と呼ばれることがあるが、これはやはりスピリットを構成しているマナが人間族より多いことからくるものと思われる。
基本的には人間の前に現れたりはしないが、稀に精霊に好かれやすい体質の者が生まれることがある。
そのように精霊に好かれ憑かれた者は「精霊憑き」と呼ばれる。
なお、歴史上記録が残っている限りの最高数は二十三柱であり、茜の五十二柱というのは倍近く、それだけ常識を逸脱していることがわかる。
生まれた瞬間から精霊に愛され、憑かれた者の総称。
その属性において魔術回路を使用せず魔術のような現象を自由に発現できるようになる。
ただし、精霊憑きは異性と交わるとその能力が消失してしまう。
精神世界をリンクさせ、相手の心情や感情を読み取る能力。
細かい部分は能力所持者によってまちまちで、TYPEで分類されている。
C。他者の精神を読み取ることができる。ただ、読み取ることができるだけで、こちらの意思とリンクさせたりはできない。
B。他者の精神を読み取り、またこちらの意思も伝えることができるレベル。ただ、稀に意思を伝えられる存在が限定されていることもあり。
A。Bとほぼ同じであるが、意思を伝えるというレベルではなく、すでに意思を植えつけるという領域にまでなる。
つまり、自分が『悲しい』と思えば、周囲の者も『悲しい』と感じる、そんなレベル。自己での制御ができないので人によってはBの方が良いだろう。
S。ここまでくるともはや感応と言うより支配と言ったほうが正しいレベル。他者の精神を思った方向へと誘導する。
Sと言ってもピンからキリまであるが、極限にまで達すると意識を崩壊させたりするのも容易であるらしい。
人が生まれながらに持つ属性。人間族は主に火、水、地、風、氷、雷の六つに振り分けられる。
神族や魔族は生まれながらにそれぞれ光と闇の属性が備わっている。逆に人間族が光や闇の属性を持つことはほとんどあり得ない(例外はある)。
しかし極まれに通常とは異なった属性を持って生まれるものも多く、その場合はその属性に見合った異例な魔術などを使用したりする。ただ、異例なのでもちろん魔術式が確立されていなく、そのせいで自己の肉体を蝕んで死ぬ者も少なくないらしい。
現在から二つ前の世界。
『魔術』よりも『科学』という文明が発達した時代であるらしいが、詳しいことは不明。
神や魔族もいたにはいたが、ほとんど人間には干渉をしなかったらしい。
なお、この世界が滅んだのは人間族の『科学』という文明の過剰発展が原因だったようだが、やはり詳しいことは不明となっている。
現在より一つ前の世界。
一度世界を崩壊させた人間族に対し神が駆逐を決行し、人間族と神との戦争が行われた時代。
結果的には『聖人』や神殺しのシリーズ、呪具や魔術の流通により人間族側の勝ちになるも、再び世界は崩壊する。
どのような理由により崩壊したかは不明。
現在の世界。
第二星界時代の遺産なども多く残り、また別体系の魔術が普及した時代。
ちなみにこの世界になって既に数千年が経過している。
神の血を引く神族、魔を宿す魔族、そして人間族。更に獣人族やエルフとこの世界は多くの種族が存在する。
現在世界は戦乱に巻き込まれている。
精霊の上位種、あるいは精霊の集合意識。精霊を束ねる存在とも言える。
同じ属性を司る大精霊は世界に二、三柱しかおらず、見つけることさえ困難である。
通常、普通の精霊には名がないが、このクラスともなると個を表す名がつくようになる。聖剣などの加護をする精霊というのもこのレベルである。
大精霊の精霊憑きというのは極めて稀であり、有史以来片手で数える程度しか確認されていない。
世界大陸の一つ。フェイト王国、王国ムーンプリンセスの二国からなる。
現在もこの二国は抗争を繰り広げているものの、戦況はいつまで経っても王国ムーンプリンセス有利のまま進んでいる。領土も大陸の四分の三が王国ムーンプリンセスのものとなっており、大陸全土が王国ムーンプリンセスになるのも時間の問題では、と言われている。
祐一一派が根城にしている迷宮。
名の通り地下にある迷宮で、住んでいる祐一たちでさえその一部しか知らない。
書物によれば、どうやら他の大陸にも続いているのだとか。
第四小節以上の魔術の総称。
威力や効果は絶大だが、その反面コントロールや魔力などもろもろの面で使用する事が困難で、扱いきれる者は一流の魔術師と言える。
相反する属性をぶつけ、本来消滅する力を内側から外側へ置き換えることで発動させる力の名称。技の系統の一種とされる。
あるいは純粋に相反する属性が消し合うことも指すが、基本的には上記のことである。
よくよく勘違いされるが、属性間の強弱と対消滅には一切の因果関係はない。
さらに各属性に対消滅を引き起こしうる属性が一通りあるわけでもない。
火属性には水と氷の二種があるが、風属性に至っては対消滅になる属性が一切ない。
かと言ってそれは長所短所と一概には言えない。対消滅になる属性がないということはどの属性とも複合できるとも言えるからだ。
なお、対消滅になる属性をぶつければ必ず対消滅の魔術や技が発生するのかというとそうではない。
魔力の波長や大きさ、その他諸々が完璧に均一でなければバランスは崩れ純粋に消え合うだけである。
血の契約により自分の支配下に置いた魔物のこと。
とはいえ自我は残っており、完全に支配しているわけではない。
極まれに人を使い魔にしている者もいるらしい。
呼んで字の如く、全く別の二種の呪文を同時に詠唱できる、魔術師のスキル。
魔力コントロールはもちろんのことだが、詠唱が重なるので口の滑らかさが最も重要なポイントである。
二種同時詠唱の練習は早口言葉や言葉の活舌から始まると言われている。
呼んで字の如く、二つの神を信仰できること。
だが、昨今では教会へ赴く者も少なくなったので、純粋に『通常属性を生まれつき二つ持つ者』を指す。
これの上位種で三神信仰もある。
生まれ持った特別な資質に対する総称。魔術を使用せず魔術のような事象を引き起こす存在(魔眼など)の中でも、他者に対して強く介入できるレベルをノウブルカラーと呼ぶ。
ちなみにノウブルカラーはランク付けされていて、上から順に『虹』『宝石』『黄金』とされる。
折原浩平のみが持つ、特殊中の特殊な能力。
個を成立させる存在因子の半分が別世界に取り込まれてしまっているために発生した偶発的な能力である。
個を構築するマナが希薄なため、自由自在にその連結を解除、再接続することができる。
極端に言えば、いくつかの例外を除いて、いかなる攻撃も無効化する能力であると言えるだろう。
とはいえ魔族と神族の血は本来結合するはずはなく、魔術師の間ではありえない空想上の存在とされていた。
名の如く『目に見えぬ力』という意味。
あるいはムーン王国が健在の際に研究されていた力の総称。
視認出来ず、魔力とも違う別の力を利用した、新たな戦いの手段として注目されていた。
が、不当な人体実験を繰り返し、挙句クラナドやカノンの人間までさらわれるという事態になり、エアに攻められる原因にもなった。
ムーン王国滅亡と同時、研究所も崩壊。研究は半ばで頓挫した。
魔族七大名家である巳間家も関与していたとされる。
水瀬秋子一派が根城にしている城。
詳しい位置はキー大陸地図参照。
二つの属性の魔術(ないし魔力)を混成して使用する魔術のこと。
二神信仰者や三神信仰者、あるいは特殊属性の者が使用する。
ちなみに二人以上の魔術師で違う属性の魔術を混成させることは複合魔術ではなく、合体魔術と呼ぶ。
古代語で『五芒星』の意味の、ある集団の名称。
その名称が表すとおり、五つの番号を振り当てられた六名(うち二名は双子で一つの番号)による集団である。基本、番号は実力順。
敢えて強調するなら、『集団』であり『組織』ではない。命令系統はあってないようなものであり、ほぼ皆好き勝手に動いているためである。
目的はそれぞれ一つであるため、一応協力体制は取っている……程度の認識で良い。
それぞれが独自に部下を持っており、それら全員を合わせると十二名であるため『十二星座』と呼ばれている。
なお彼らの最終的な目的は不明だが、『ペンタグラム』という名称は第一星界時代や第二世界時代の書物にも時折現れる。
魔術が仕込まれた武具の総称。
掘り込まれた文字魔術を媒体にして、封じられている魔力分の魔術を行使する事が出来る。
魔術を使えない者でも使用できるので剣士などに多用されるが、案外製作に時間がかかるので騎士団レベルにならないと持てない。
宝具とは別物である。
アリス大陸に本拠地を置く魔族討伐集団。
軍総帥のジャンヌを神の使いと崇め、その神の名の下に闇を司る魔族と駆逐しながら世界を周っている。
根源の渦にあると言われている記憶の蔵。あるいは神族四大名家の一つ、神尾の長女のみに受け継がれる能力。この項では後者を示す。
『記憶と記録』を司る神の系譜である神尾家は、代々長女のみがこの能力を引き継ぐ。男の場合は発現せず、また次女なども発現しない。
ただ今代はその法則が外れたケースで、神奈と観鈴の姉妹二人が能力を所持している。
引継ぎは一瞬にして行われるものではなく、生まれた長女が成長していくにつれ母親(ないし祖母)から能力が移行する。
基本的には十歳までには移行は完了すると言われている。
もし万が一能力の移行が終了していない段階で能力所有者が死亡した場合、どうなるのかは不明。
現在の神奈がその状況だが、現状の力が100%なのかそうでないのか判別はついていないが、観鈴が覚醒した原因かもしれないと考えている。
能力としての『星の記憶』は、ただ純粋に『魔力の貯蔵庫』である。
数多くの記憶にはそれ自体に想念や情が込められている。それらから溢れる極わずかな力、それを魔力として行使しているに過ぎない。
一つ一つは小さくともその記憶の数が無限に近ければ、そこから溢れる魔力もまた無限に近い。
ただし神尾が能力として発現できる『星の記憶』は容量上見た目通りの翼程度の大きさであり、それ以上の行使は身体が本能的に拒否している。
そのため字面通りの『無限』ではない。
また、あくまで神尾家の『星の記憶』は『記録』の端末装置であって『閲覧』する機能はない。が、極稀にそのような状況も確認されている。
外界に働きかける能力を持った眼球のこと。
先天性と後天性の二種類があるが、能力として高いのは前者。前者は特例(とされることが多い。
秘匿性が大きく、また視界に納めたもの全てに介入することから先天性にしろ後天性にしろ持ちえる者は尊敬と畏怖の目で見られる。
この世界の精霊、神に干渉し洗礼を受け行使される。
外界からマナを取り入れ体内で自分の魔力に変換。それを媒体として事象を起こすもの。
だが、もちろん例外もあり。
口語魔術が基本だが文字魔術(ルーン魔術とも言う)というのもある。
魔術的研究の総本山。
高名な魔術師の発掘所にして墓場とも言われる。
魔術に関しては手段を選ばないところがあり、封印指定などして魔術の保持を最優先する。
聖堂教会とは仲が悪い。
魔術を行使する、またこれを学ぶ者たちの総称。
魔の血を受け継ぐ種族。
生まれながらに闇の属性を持ち、闇に生きる黒の住人。
神族とは対を成し、太古の昔から戦いを繰り広げている。
強大な肉体的キャパシティを誇り、また魔力も人間族以上に有している。
神族とは異なり、単に魔族といってもその外見は千差万別である。
過去、魔族の勢力が全盛期だったとき、中でも強力だった七つの血筋のこと。四大魔貴族は除く。
七つとは相沢、水瀬、古川、巳間、姫川、芹沢、君影である。
が、相沢と君影は衰退。古川はアルトルージュ率いる死徒軍団に、巳間は昔のエア王国軍にそれぞれ壊滅させられる。
芹沢は突如として消息を絶ち、現在でもしっかりと残っているのは水瀬と姫川のみである。
各家の特徴を下に記す。
○相沢家
身体面、魔力面、精神面、頭脳面とバランス良く高いことで有名な家系。
好戦的というわけでもないが、殺意を持って挑んだ相手には容赦が無い。基本的に俗世に介入することはない。
○水瀬家
七大名家の中でも好戦的な家系。特殊な闇属性の『不通』を司る。
水瀬の家系はキーとサーカスに分断されたが、純粋な血統はサーカス側。
○古川家
中立の家系。だが過去に過激派が生まれ、四大魔貴族に手を出したことで淘汰された。
芹沢と同じく特殊な体術を能力として引き継ぐ。そのほとんどが受身の技であることも特徴の一つ。
○巳間家
中立よりやや過激な方に分類される家系。特殊能力を保持する。
が、ムーン王国に根を張っていたこの家系は神尾郁子により根絶やしにされたと言われている。
○姫川家
七大名家の中で最も穏健な家系。特殊能力を保持する。
融和を尊重し、人間族や、時には神族とでも手を取り合おうとする。流浪の家系、とも呼ばれる。
○芹沢家
七大名家の中で最も過激な家系。神族、魔族、人間族問わず殺しを快楽とする。
特殊な体術を能力として引き継ぐという点では古川と同じであるが、それもまた殺しに特化した能力である。
○君影家
穏健派の家系。特殊な闇属性の『影踏』を司る。
俗世に関わることなく自らの領地に留まっていたせいか、ゆっくりと衰退していった。が、ひっそりと現存する家系でもある。
錬金術師が目指した人工の生命体、ホムンクルス。
その失敗と情報を糧とし、錬金術だけでなく、魔術、薬学、機械学全ての技術を総動員して目指された存在。
「生きている者の構成はマナでできている」という大賢者ヨーティアの名言を元に、マナを使用して構築されるので、『魔導』と付けられている。
魔導生命体と魔導人形は似て非なる存在である。
魔導生命体の分岐筋。
魔導生命体が人工生命体(完全に人間などと同じ構造をした存在)であるのに対し、魔導人形はその名の通り人形なのである。
魔導生命体のように一からマナを用いて構築せず、依り代となる身体を機械として作りあげ、残る精神、感情と言った部分にのみマナを使用する。
その分時間もかからず生産できるので、この技術を完成させたトゥ・ハート王国の兵力はほぼ無限に近い。
が、やはり「マナは構成物質であると同時に、魂である。つまり身体部分にも魂は定着している」という大賢者ヨーティアの言葉が正しいのか、魔導人形は魔導生命体ほどうまく感情を表せない。否、もとから存在しない、というべきだろうか。
いまもその点も踏まえ、研究がされているらしい。
大気に存在する魔力。大源とも呼ばれる。
魔力とは言っても個人が持つ魔力とは異なるので、一度体内に吸収したら変換しないと魔術に使用は出来ない。
勘違いされがちだが、マナは有限である。
魔術師が目指す、究極の奇跡を引き起こす神秘。
どのようなことを行おうと実現できない事象、ないし結果を起こすものを魔法と言う。
現在では魔法は五種とされ、故に魔法を使用できる者も五人しかいない。
魔法を行使できる者たちの総称。ただし世界に五人しかいない。
特例、特異体質の一つ。
自分のものであろうと他者のものであろうと、いかなる魔力を遮断する能力。
魔術などが一切効かないのと同時、自らも魔術を扱えないという長所短所を併せ持つ。
現状でこの能力の所持を確認されているのは雨宮亜衣と丘野真の二人だけ。
十年ほど前までキー大陸に存在した国。
国ぐるみで違法な人体実験を繰りかえした、ということでエア王国の侵攻を受けそのまま滅亡した。
残った国民はそのままクラナド王国に流れ、いまもひっそりと暮らしているらしい。
大蛇で最も強いといわれる八名の総称。
現在は三位と六位が空位である。ちなみに浩一の父親は元六位。
獣人族の一種。
獣人族の中では極めて珍しく多大な魔力を持つことで有名。
この種族は生まれたときから属性は火と決まっている。
魔族の中でも最も能力の高い種族を一纏めに呼ぶ総称。
世界大陸の一つ。トゥ・ハート王国、王国コミックパーティー、王国ウタワレルモノ、シズク王国の四国からなる。トゥ・ハート王国、王国コミックパーティー、王国ウタワレルモノの三国はそれぞれ互いの領土への不可侵やその他もろもろの契約をしており、リーフ連合国として一つに数えられることもある。が、シズク王国はこれを拒否しているので、リーフ連合とは拮抗状態にある。
大陸は逆三角形の形をしており、南がトゥ・ハート王国、北東が王国ウタワレルモノ、北西が王国コミックパーティーとなっている。シズク王国は離れ島に建国されているので、リーフ連合も迂闊に手を出せないのが現状である。
魔術(神秘)を科学的、化学的観念から研究する者たちの総称。
現在ある事象(事柄)を認知、認識し、卓越した思考速度で予測、変動する確率密度を解析、最適と統計を競わせて自分の求める未来を引き出すのが錬金術であるという。
故に思考分割という能力を開拓し、それにより一度に複数の思考と計算が行える。
総じて内包魔力の少ない者がこれになるケースが多く、魔術戦は苦手とされている。
風を司る神。
この名の下に風の魔術は行使される。
キー大陸の国の一つ。とはいえ、正式に言えば国ではない。
他のキー大陸の国とは違い、ここはエア王国のやり方にあまり好感を持ってはいない。
そのせいか、いつまでたっても国として認められないでいる。
現国王は折原浩平。