球技大会二日目。2−A対2−Cは一回裏へと移行する。今度は2−A側の攻撃だ。

 2−C側のピッチャーは先程特大ホームランをぶっぱなした花園雅だ。しかも現在進行形で眼鏡をかけていない。

「ったくめんどくせぇ……。デッドボールでもぶつけてくれようか」

「みーやん! 直球でそんなこと言っちゃだめだよぉ! もっとおだやかに! するならもっと隠れてだよ!」

「うぐぅ。デッドボール自体を否定してほしいんだよ……」

 2−A側の先頭バッターであるあゆがぷるぷると震えながらバッターボックスに入る。

 しかしそれはデッドボール云々の会話が怖くて震えている……だけではない。

「あゆー! 打ちなさいよー!」

「そうだしっかり狙って撃て! お前なら出来る!」

「打たないとただじゃおかないんだよー!」

「うわーん! 皆がいつも以上に怖いよー!」

 クラスメートの熱い(?)声援に応えるようにバットを構えた。しかし明らかにへっぴり腰である。

「とっとと終わらすか……。行くぜ食い逃げ犯!!」

「ぼ、ボク食い逃げなんかしたことないもん!?」

「ほう? んじゃあこの前チラッと聞いたあの話は嘘だったのかねぇ? 確か商店街に新しく出来た源さんのタイ焼き屋で――」

「わーわーわー!」

 あゆ、バッターアウト。

「お、あんなところに可愛い猫が」

「ねこ!? ねこどこー! ねこ〜、ねこ〜!」

 名雪、バッターアウト。

「あ、折原があんなところで仁科さんとイチャイチャ……」

「な、なんですってー!?」

 茂美、バッターアウト。

 あっさりとスリーアウトチェンジとなってしまった。

「お前たちは一体何をしているんだ!!」

「「「ご、ごめんなさい……」」」

 智代の一喝に、三人がしゅんと項垂れる。自分たちも不甲斐ないとは思っているのだろう。

 そうして智代に叱られている三人を、反対側のベンチから見ていた2−C側は

「みーやん……なんて悪女!」

「うっせぇな。要は勝てば良いんだろう? 勝てば。だったら最大効率で勝った方が疲れなくて済むじゃねぇか」

「眼鏡を取った瞬間こそ怒りモードでパワー型なのに、眼鏡外しっぱなしだと結局頭脳型に戻っちゃうんだねぇ、みーやん。まぁ考え方が物騒になってるけど」

「何か言ったか糞チビ」

「よーし! 次はこっちの攻めだし、もう一点二点取っちゃおうかにゃー!」

 しかし始まった二回表では、これ以上は取らせまいとする2−A側の気迫に押される形で2−Cは無失点で抑え込まれた。

 そうして二回裏。

「あたしの出番ね」

 七瀬留美から始まる、2−Aの強打者ラインナップがスタートする。

 

 

 

 

 

集まれ!キー学園

六十八間目

「球技大会における女性の抗争(W)」

 

 

 

 

 

 さてどうしたものか。ピッチャーマウンドで雅は対峙する留美について考える。

 2−Aの中でもずば抜けたパワータイプだ。智代、林檎なども強力だが、ことパワーにおいてなら頭一つ抜き出ているだろう。

 しかし頭は弱いし性格も単純。だったらこちらも小難しく考えず、ストレートに行くとしよう。

 投球フォームに入りながら、

「あ、折原が女子をナンパしてる」

「!」

 留美の身体が硬直した瞬間を見逃さずボールを投げる。やっぱり単純だなぁ、と思った――その瞬間だった。

「浩平の……アホンダラアァァァァァァァァ!!」

「なっ!?」

 ガッキ――――――ン!!

 踏み込みで舞い上がる砂埃が全て吹き飛ぶほどの豪快なスイングは完璧にボールを捉えていた。

 フォン!! と雅の耳元を打ち返された球が空気を切り裂いて飛んでいく。

 ぐんぐん伸びていくボールは弾道が低いと思われたが、そのまま落ちることなく校庭を突きぬけグラウンドのフェンスを貫通し……そして耐えきれなかったのか空中で破裂した。

「……嘘ぉ」

 二塁を守っていた麗も思わず呻いてしまう。

 いくら規格外が集まる2−Aとはいえ、普通ソフトボールがあんな滑空したうえにフェンスを突き破り空中破砕とかどういう現象だ。ギャグ漫画じゃあるまいし。

 むしろインパクトの瞬間にソフトボールが割れなかったことの方が奇跡としか思えないパワーである。もはや人間の領域を越えてやいないか?

 そう茫然とする2−Cのメンバーを他所に2−Aは大歓声。留美もどんなもんだと言わんばかりに手を上げながらダイヤモンドを一周した。

 これで一点返し、1−2だ。

「怒りをパワーにする者もいるということだ。というより、君自身そういうタイプに見えたが違ったかな?」

 そうして次に智代がバッターボックスに立つ。その顔は自信に満ち溢れていた。打つ、と瞳が告げている。

「……まぁ確かにそうだな。ちょっと七瀬の性格を侮ってたみたいだ」

「そうだな。そしてその手の挑発は私には通用しないぞ。私に怒りを覚えさせられる相手など、このキー学においても精々春原くらいのものだろう」

「春原先輩かぁ。そりゃアタシにゃ真似できんね」

「だろう? ならば真正面から来ると良い。もちろん、私が勝たせてもらうが」

 グリップの端限界を持ち、長打スタイルでバットを構える。明らかにホームラン狙いだ。そしてそれが出来るだけの力を智代は持っている。

「ハッ、そうかよ。でも……アタシだってあんたには負けたくないねぇ」

 雅は裏生徒会の、そして智代は生徒会の役員。

 裏生徒会は極秘裏に動くことが多いうえに雅は役職つきじゃないからなおさら表に出ないため、智代の方は雅が裏生徒会の人間であることを知らないだろう。

 しかし雅からするとよく知る相手と言える。なんせ特に敵対することの多い組織だ。

 更に智代は次期生徒会長候補でもある。自分なんかとは立ち位置が根本的に違う相手だが、だからこそ、

「一回くらいは真正面からねじ伏せるのも悪くねぇ!!」

 足を、手を、限界まで引き絞って投げる!

 杏や音夢もかくやという豪速球だ。並の者なら目でも追えないだろう。

 更に智代が踏み込んだ辺りでボールが不意に沈み込む。

「!」

 ドロップボールだ。タイミングがずらされた智代だが、その目は諦めていなかった。

 既に出していたバットを手首だけで強引に角度を下げ、ボールの軌道に食らいつく。そして、

「おおおおおお!!」

 無理な体勢ながら、引っ張って打ち込んだ。

 弾道はさっきの留美のものより低く、どう考えてもホームランにはならないが、それでも勢いが強いため長打の可能性はある。

「麗!」

「うい!」

 コースは一二塁間。セカンドの麗もさすがの反応でボールに手を出す。出だしが早かったためボールにはギリギリ追いついた。

「よし、これでまずアウト一つ――えぇ!?」

 だが捕球しようとした瞬間、あまりのボールのスピードに掴み切れず、グローブで弾いてしまう。しかも速度がまだ殺し切れてない。ボールはそのまま外野にまで転がっていってしまった。

 その間に智代は一塁を蹴り、二塁へ。ライトの女子がボールを拾う頃には三塁まで向かっていた。そしてそこでストップする。

 ふぅ、と軽く手を摩る智代は微笑を浮かべ雅を見た。

「さすがだな。ホームランを狙っていたんだが……危うくまんまと打ち取られるところだった」

「……きちんと長打にしておいてよく言う。だが、もうこれ以上は進ませねぇ。そこでジッとしてるんだな」

 雅の中で何かに炎が灯った。

 元々やる気がないタイプの人間ではあるが、本来は怒りっぽい上に負けず嫌いなのだ。渾身の一投を初球で打ち返されて黙っていられるほど大人ではない。

 そこからの雅の好投球と、2−C陣のチーム守備によって宣言通り智代は三塁から動けずに終わってしまう。

 走者残塁のまま二回裏終了。

 そしてここから、両クラスの死闘が始まるのであった。

 

 

 

「……おいおい、なんだこりゃ。俺たちはソフトボールの世界戦決勝でも見てるのか?」

 観客席で試合を見ていた浩平は、感嘆とも辟易とも取れる長い長い溜め息を吐いた。

 現在、試合は七回の表。2−Aと2−Cはそれぞれ5対5という手に汗握るような凄まじい戦いを繰り広げていた。

 あまりにも戦いのレベルが高すぎて、浩平の言うとおり何かしらの公式大会かと思わずにはいられないほどだ。

 両チームの熱意は周囲に伝播し、応援席にいる生徒でさえ手に汗握り試合の行く末を見守っている。

 中でも試合を見守る女子の様子はまさしく真剣そのものであり、試合の展開で歓声を上げたり溜め息を吐いたりと反応著しい。

 何かがあるのはもはや間違いないだろう。おそらく男子の知らぬ、女子だけの何かがこの試合……いや、球技大会で行われているに違いない。

 そう考える祐一たちの目の前で、2−Aの観鈴が打ち取られた。

 これでついに規定である七回を終え、延長八回に突入する。

 風雲急を告げる試合展開を演出するかのように、空は厚い雲で覆われ、風も強く吹き荒れている。 浩平は空を見上げながら、

「なんか雷雨でも来そうな雲行きだな……」

「天気予報じゃ晴れだったけどな」

 祐一もつられて空を見る。そして、「そういえば」と呟いて、

「昨日誰か言ってたな。佐祐理さんのクラスが負けた時に『明日雨でも降るんじゃないか』って」

「あー……。実現するかもしれねぇなぁ」 

 

 

 

 ゴロゴロと空から雷鳴が響いている。まるで両軍の戦いに触発されているかのようだ。

 延長八回の表。2−C側の攻撃。バッターボックスに立つのはこの試合の打点のほとんどを担う雅である。

 雅は面倒そうに髪を掻き上げながら、

「いい加減そろそろ終わりにしないか?」

「それはこっちの台詞だと思うけど? ……ま、そういって引きさがるようなタマには見えないけどね、あんた」

 2−A側はピッチャーを交代して留美。智代はそのまま留美と交換でキャッチャーとなっている。

 対峙する留美の言葉に、雅はハッ、と口元を釣り上げて、

「女がタマとか言うなよ。品性疑われるぞ?」

「そ、そそそ、そういうタマじゃないわよバカァ!」

「ハハーン。想像したな? 一体何を想像してるんだか……いやらしい〜」

「ち、ち、違うっつーの!!」

「落ち着け留美! この相手は口が上手い! 惑わされるな!」

「そ、そうね。かき乱されちゃ駄目よね……すぅ、ふぅ……」

 息を整え、ボールを握り感触を馴染ませる。

 一発のある相手だ。加えて、自身は速球はともかくコントロールに関しては智代ほどの自信がない。

 だからすべきことは力で制すこと。小手先の策などこの相手には通用すまい。ただ全力で行く。

 こここそが勝負。ここで三者できっちりしめて、裏の攻撃に託す。それがいま留美に出来ること。故に、

「行くわよ!」

「良いぜ……来いよ!」

 ザッ! と踏み込み、捻った上体を一気に戻す。身体全部を使った超剛速球。

 完全にタイミングがずれ、雅のバットは空を切った。ワンストライク。

 二球目は外れてボール。三球目は雅のバットにかすってファール。ツーストライクに追い込んだ。

 誰もが息を呑んで見守る中、ポツリポツリと空から降ってくるものがあった。

 雨だ。 だが二人は気にしない。

 四球目はまたもボール。五球目はギリギリのところをまたもカットされてファール。

 階段に座る応援者たちの何人かが雨を避けて校舎の方へ走っていくが、大半の生徒は雨に濡れるのも厭わず残ったままだった。

 そして六球目。

「しまった!?」

 雨ですっぽ抜けてしまった。球はあらぬ方向に飛んで行くが、キャッチャーの智代はきちんと捕球した。しかしこれでスリーボール。フルカウントだ。

「頑張れ頑張れ2−C!」

「留美ー! 負けないでー!」

「2−Aなんかぶっ飛ばせー!」

「ここで打ち取って決勝に行くのよ!」

 応援もますますヒートアップしていく。その熱を抑え込もうとしているかのように雨も強くなっていき、もはや豪雨と言っても過言ではない勢いになりつつある。

 だが選手は両チームともに気にする素振りさえ見せない。いや、そもそも雨が降っていることに気付いてさえいないのかもしれない。

 それだけ試合に集中していた。負けたくない理由が彼女たちにはあるからだ。

「どっ……せい!!」

 ついに十球を越えた留美の一投。雨の中投げられたボールは、しかし勢いが常より弱い!

「もらった――!」

 雅のバットが水の雫を切り裂きボールを打ち抜いた。留美の足元をワンバウンドで潜り抜ける。長打コースだ。

「ま、間に合わない……!」

 あゆと名雪の二遊間を抜けてセンター方向まで転がってしまう。その間に雅は一塁を蹴り二塁へ進んでいく。

「ちっ!」

 追いついたセンターの林檎がボールを取る。二塁は既に蹴られた。故に三塁へ投げようとして、

「しまっ――!」

 雨でぬかるんだ地面に足を取られ、球の軌道がずれた。ボールは三塁の有紀寧の頭上を越える悪送球となってしまう。そしてそれを見逃す雅ではない。

 そのまま三塁を蹴りホームベースへ。慌てて追いかけて有紀寧がボールを拾った頃には、雅にランニングホームランを許してしまっていた。

 2−C、そして応援席から大歓声が響き渡る。これで点数は6−5。2−C側が勝利に一歩近づいた。

「くっそ!」

「落ちつけ留美。ここから先絶対に点数を許さなければまだ私たちにも勝機はある」

「……ええ、そうね!」

 雅を打ち取ることに失敗した2−Aだったが、立て直した留美の好投もあり後続を立て続けに打ち取って、以降は無失点に抑えることに成功した。

 雨足が更に強くなる中、攻守を交代し八回の裏へ。2−A側の打順は八番の香里からだ。

「おい、南」

「どうしたよ南森」

「俺はいま大変なことに気がづいてしまったぜ……」

「あん?」

「雨があまりにも強いため女子の体操服がビショビショ! つまり肌に服がはりついてよくよく見ればブラチラ万ざっぷるぎゃあ!?」

「南森――!?」

 香里の特大ファールが南森に直撃するというどうでもいいアクシデントが起きながらも試合は進んでいく。

 先頭の香里、九番の有紀寧が堅実なヒットで塁へ進出。先頭に戻りあゆと名雪が打ち取られるも、茂美が粘ってフォアボールをゲット。

 そうしてツーアウト満塁という状況で2−Aの打順は四番の留美へ。

「ツーアウト満塁。ここで打てばあたしたちの勝ち。打てなければあたしたちの負け。……出来過ぎなくらいの場面よね、これって」

「ここであんたってのも運がない。あんたプレッシャーとか感じなさそうだしねぇ」

「そんなことないわよ? でもこのくらいの緊張感はむしろ大歓迎ですけどね」

 バットを強く握りしめる。留美の瞳はまだ勝利を信じている目だ。ただ真っ直ぐ、前を見据えている。

「なら勝負と行こうか。あんたの怪力が勝つか、こっちの根性が勝つか……行くぞぉ!」

 初球。凄まじい勢いで雨の中を突き奔る球に留美は手出しをせずに見送った。ワンストライク。

 だが留美はその球を見て……小さく口端を釣り上げた。

「怪力? 違うわね。力とか根性とか、決定力はそんなもんじゃないわ」

「なんですって?」

「こういう状況で何より重要なのはたった一つのシンプルな答えよ」

「じゃあその答えを……教えてもらおうじゃない!!」

 吼えるように、雅からボールが放たれる。その一球はキレもノビも申し分ない、まさにこれまでの投球でも最高といって過言ではない一球だった。

 しかし留美は今度はその軌道をしっかりと捉えていた。

「その答えは――」

 地面を蹴り抜き、上半身を強く捻り、戻す勢いに腕全体の力を乗せ、炎が灯った瞳で留美は叫んだ。

乙女としての意地よ!!!

「それこそ関係あるかぁぁぁ!!」

 バットの芯がボールを確実に捉えた。直撃を知らせる「カァァァァン!!」という甲高い打撃音と共にボールは遥か彼方に打ち飛ばされる。

 雨にも強風にも負けずただただ真っ直ぐ突き進んだボールはぐんぐんと伸びて……そして外野は追い掛けるのを諦めた。

 延長八回、ツーアウトからのサヨナラ逆転満塁ホームラン。

 拳を頭上へ掲げた留美に応じるように、グラウンドは大歓声に包まれた――。

 

 

 

 大雨のため試合継続不可能と教師陣と生徒会が判断し、球技大会は2−Aと2−Cの女子準決勝を終えたところで中止となった。

 学校側のスケジュールもあり、球技大会を別の日程で行うことも難しい。事実上の中止宣言だった。

 さて、そうなると問題は佐祐理の提示していた優勝賞品である『夏休みに優勝クラス全員で行く、倉田家プライベートビーチ貸切旅行3泊4日』だが……。

「で、どうするの?」

 撤収していく生徒たちをベランダから見下ろしながら杏は隣の佐祐理に問い掛ける。佐祐理はいつもの笑顔を浮かべたままベランダに背を預け、

「生徒会長の老船さんと話をしまして、準決勝で勝った2−Aと、あとまだ戦っていない1−C、3−Fの三クラスには期末試験で争ってもらおうという話になりました」

「あぁ、そういえばもうそろそろだもんねぇ期末試験。はからずも体力と知力を兼ね備えたクラスが優勝する仕組みになったわけだ」

「まぁその方が期末も盛り上がるし教師の方々にとっては良いお話でしょう」

「でもそれだと今回ギリギリで負けた2−Cが可哀想なんじゃない?」

「それなら心配いらないでしょう。そもそも2−Cはそれほど頭の良い人いませんし、多分出ていたとしても期末試験で他の三クラスに勝てることはないでしょうから」

「……何気に酷いこと言うわね、佐祐理」

「まぁでもこうなると3−Fはむしろ逆に厄介かもしれませねー。あそこはむしろ文系が多いクラスですし。上位常連の1−Cや2−Aもうかうかしてられないかもですよ」

「ま、どの道既に負けてるあたしたちには関係のない話か。今回は第三者として楽しませてもらいましょ」

「ええ、そうですねー」

 そして優勝決定までのプロセスが変更になったことはすぐさまメールで女子生徒全員へ送られた。

 球技大会は終わった。

 しかし女子の戦いはまだ終わらない……。

 

 

 

 あとがき

 どうも、お久しぶりです。神無月です。

 前回も一年ぶり近い更新だったわけですが、まさかまた一年越しになろうとは思いもしませんでした……(汗

 まぁとりあえずそんなわけで球技大会は決着つかず。ノーコンテストと相成り、そして戦いは期末試験へと持ち越されるのであった!

 ……まぁちょっとあれですよね。野球とかソフトで引っ張りすぎてたよねw

 次からは年一回更新とかにならないように頑張ろうと思います。

 もうちょっと一話一話を短くしてコンスタントに出せればなぁ、と考えてはいますが……。どうかなぁw

 執筆中のBGM『ぷよキャラに「ナイト・オブ・ナイツ」をラップさせてみた』より。

 ではでは!

 

 

 

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