ポカポカ陽気が窓から差し込む中、折原浩平はただ快眠を貪っていた。
そこへガチャリと扉を開けて入ってきたのは長森瑞佳。瑞佳はベッドで幸せそうに眠る浩平を見て、小さく嘆息一つ。
机の上に置かれた置時計は既に昼の一時を指している。
そのまま瑞佳はベッドの脇にまで移動すると浩平の肩を揺さぶった。
「ほら、浩平。起きて、もう一時だよ」
「・・・すー、すー」
「いくら休日だからって寝すぎだよ、浩平。ほら、そろそろ起きないと夜寝れなくなっちゃうよ?」
「・・・うーん、あと三時間・・・」
嫌がるように寝返りをうつ浩平。瑞佳ははぁ、と小さく嘆息し、
「もう、しょうがないなぁ」
と言って躊躇なく拳を鳩尾に振り落とした。
ズドム!
「――――――っっっ!!??」
ベッドが軋むほどの一撃に浩平は跳ね上がるようにして身体を起こし、
「あ、おはよう浩平」
「お・・・はようじゃ・・・ねぇ、だろ・・・こ、の・・・ボケぇ・・・がくっ」
そのまま力尽きた。
再びベッドに沈み込んだ浩平を見て瑞佳は頬を膨らませ、
「あ、また寝るし。もう、どうして浩平はそうだらしないかなぁ」
だが返事はない。むしろあまりの強烈な痛みに声も出せず悶絶しているだけなのだが、それを瑞佳は二度寝と勘違いしたのか、嘆息一つ。
そしてもう一度振り上がった拳は無情にも再び浩平に突き刺さる事となる。
子供の笑い声と奥様方の話し声の響く住宅街の午後一時。
お化け屋敷もかくやという大絶叫が付近住民を驚かせた。
集まれ!キー学園
八時間目
「休日の過ごし方(浩平編)」
「げほ、げほ・・・げふんげふん。あー、おーいぇ」
浩平が覚醒してからまずすることは酸素を摂取することと呼吸を整えることだった。
というか、どうして生きるための必要最低限のことを朝一番から意識して行わなければいけないのだろうか。
その犯人である瑞佳は横でまったく悪びれた素振りもなくそこに仁王立ちしている。
「なぁ、長森よ」
「ん、なに?」
「・・・もっと優しく起こせないか?」
「わたしだって優しい時代はあったんだよ。でも実力行使に移るしかなかった状況を作り出したのは浩平。
ほら、自業自得だもん」
「むぅ・・・」
確かにそれを言われれば手も足も出ない。だが、
「そうだ。今日は休日なのに起こされる理由がわからんぞ」
「だってもう一時だよ? いくら休日だって寝すぎだよ」
「ばーか。長森は知らないだろうけどな、俺は昨日祐一に縛られるわみさおに殴る蹴るの暴行を受けるわでもう体力ボロボロなわけ。おーけー?」
「そんなの、どうせ浩平がなにかしでかしたからそうなっただけなんでしょう? それだって自業自得じゃない」
「ぐっ・・・。い、いや、みさおの件はともかくとしてもだ。祐一に縛られた件に関しては俺なんもしてないぞ!?」
「うーん。きっと予防だよ」
「その二文字で俺が縛られるのは許されるのか!?」
なにを当然なことを、という風に躊躇なく頷く瑞佳。
あぁ、そうだよ。こいつはそういうやつだった、と無闇に納得する浩平。世はかくも厳しいものだ。
「はぁ・・・、ったく。今日はこのまま一日中寝てるつもりだったのに・・・。起きちまったもんは仕方ないか。
祐一の家にでも遊びに―――」
「あ、祐くんなら今朝ことりちゃんに拉致されたよ。で、それを知った名雪が鬼の形相で追いかけて行ったのがついさっき」
・・・相変わらず騒動に巻き込まれる体質の祐一に合掌。
きっと聞くも見るも面白おかしい展開になること必須だろう。あとで誰かに聞かなくては。
「んじゃあ、仕方ない。みさおででも遊ぶかぁ」
「みさおちゃんならおめかしして純一くんの家に強襲かけに行くって、出てったよ。」
「なにぃぃぃぃぃぃぃ!!」
いままでいろいろな男をその小悪魔スマイルで叩き落してきたみさおだったが、休日に、しかも自ら赴くことなどなかったはず。
とするとこれは―――、
「もしかしたらみさおちゃん、本気かもね?」
「カンバァァァァァァァァァァァァァック!! みさおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「うわ、なにいきなり窓開けて空に向かって絶叫してるんだよ浩平! ご近所迷惑というかむしろ恥ずかしいからやめてよ!」
「ぎあぁぁぁぁぁぁ! 待て、待て長森! だからって俺が首出してるのに全力で窓を閉めようとするな! 千切れる! 首が、首が千切れるぅ!!」
なんとか窓から脱出した浩平は呼吸が出来る素晴らしさを実感しつつ、瑞佳を睨み付ける。
「お前・・・もう俺を殺すことに躊躇ないだろ?」
「え、いつわたしが浩平を殺そうとしたの?」
無意識の殺人衝動。それとも折原浩平という人物はこの程度じゃ死なないとはた迷惑な自信でもあるのか。
・・・どちらにしろ、身体が危険なことに変わりはない。
というわけで瑞佳の即時退室をはかる。
「げほ・・・、ふぅ。ま、なら暇な俺は一人どこかブラブラと散歩でもするしかないな。
というわけだ、長森。お前もせっかくの休日なんだ。俺に構わず休息を謳歌したまえ」
「うん。でね、浩平。きっと浩平も暇だろうから、わたしの買い物に付き合って欲しいの」
計画失敗。
暇な、と言ってしまった手前ここで言い訳は不可能。それでもここで断ったら・・・。
「どうしたの浩平? 身体なんか震わせて」
「いや。ちょっとリアルに嫌な予感がしたもんで」
自分の豊かすぎる想像力もいまとなっては恨めしい。
仕方ない。ここは瑞佳の機嫌を損なう前に―――というか自分の身体の安全を手に入れるために頷いておこう。
「・・・べ、別に長森が怖くて従ってるわけじゃないぞ?」
「浩平? どっち向いて誰に喋ってるの?」
「―――で、こうして商店街に出てきたわけだが・・・」
時刻は二時を指そうかというところ。休日の商店街はなかなか騒がしい。
若者は友人同士で遊びに来たり買い物に来たり、はたまたデートに来たり。奥様方はちょっと早めの夕食の買い物か、それとも雑談か。
どれにしたって人は多い。だからこの結果も仕方ないといえば仕方ないだろう。
「・・・長森はどこだ」
はぐれた。しかも商店街に入って5分と経つ前に。あっという間だった。何を買うんだと聞くために振り返った瞬間既に瑞佳の姿はなかった。
むしろわざとかと疑ったくらいだ。
「とはいえ、そんなことする理由も見えないしなぁ」
まぁいいか、と思考を放棄し歩き出す。どうせ最初から散歩する予定だったのだ。商店街をブラブラするのも悪くない。
そうすればいずれ瑞佳とも会えるかもしれないし、と安易に思いながら。
「さーて。じゃあまずは腹ごしらえかなー」
寝てても腹は減るらしい。小さな空腹感に浩平は飲食店を探し周囲を見渡して、
「・・・お?」
人波の向こうから砂塵を巻き上げんような勢いでこちらに疾走してくる人影を見つけた。
どこで買ったのかたい焼き型のポーチを肩から下げ、黒いミニスカートと白のシャツを着込んだ見た事のある赤いカチューシャの少女。
「うぐぅー! どいてどいてー!」
まぁ、正体なんてその台詞だけでわかるもんで。
「あゆか。今日も元気だなー」
月宮あゆ。祐一の古い友人で、浩平にしても顔馴染みだ。
胸に抱えてる紙袋。どうやら今日も恒例行事の真っ最中らしい。証拠にあゆの後ろから鬼の形相で走ってくるおっさんがいる。
「あ、浩平くん!」
後ろを気にしていたあゆだったが、向こうもこっちに気付いたらしい。
するとどうしたことか。進路を変更してあゆはこちらへ向かってくるではないか。
「うわ。なーんかすこぶる嫌なヨカーン」
しかもこういうときの嫌な予感はまず百発百中だ。
「浩平くん、お願い助けて!」
「とか言っておきながら返事も聞かず俺を引っ張っているのはどこの誰だねあゆくんよ」
なにかから逃げるときのあゆは、全ての身体能力にプラス補正が掛かっている。男の浩平を力ずくで引っ張れるのがその証拠だろう。
「状況は一刻の猶予もないんだよ!」
「ふむ。百戦錬磨のお前がそこまで慌てているとなると・・・それほどの事態なのか?」
このまま引き摺られて服が焦げるのを待つこともない。しぶしぶではあるが共に走り出した浩平はあゆを見やる。
するとあゆは表情を落とし、ギュッと胸の紙袋を握り締めた。
「それが・・・この商店街のおじさんたちが結託したんだ」
「結託?」
あゆが重々しく頷く。
「たい焼き屋さんを始め、クレープ屋さん、たこ焼き屋さん、今川焼き屋さん、焼き鳥屋さん、その他にもたくさんの人たちが。
いつもは江戸っ子というか一匹狼を気取ってたはずなのに、ボクを捕まえるために結託なんかしたんだよ!?
で、今日なんかみんなでボクを追いかけてくるの! ひどいでしょ!? ひどいよね!?」
「いやぁ、というか商店街の友情を再構築したお前がむしろ素晴らしいと思うぞ」
「いまはそういう話じゃないよ!」
最近仲の悪かった店主たちが、こうして一つの目的のために手と手を取り合って戦っているのだ。
むしろ男としては力強く頷ける状況だ。
「ま、あれだ。たまには潔く捕まるのもありだと思うぞ? 食い逃げ犯」
「ボク食い逃げなんかしてないもん!」
そう、つまりあゆが逃げておっさんたちが結託して追う理由はそれだ。
天下にその名を轟かせる最強の食い逃げ犯、それこそ月宮あゆなのだ。
「って、誰が天下に名を轟かせる最強の食い逃げ犯だよっ!?」
「こらあゆ。勝手に人の心を覗いちゃ駄目だぞ〜?」
「浩平くんが勝手に喋ってるんだよ!」
「わかってる。わざとだ」
「うぐぅ―――!」
顔を赤くして怒るあゆ。
―――うーん、やっぱあゆはからかうと面白いなぁ。
同じような事を瑞佳にすれば突っ込みと同時に物理ダメージを受けるのでちょっときついものがある。とはいえ、それでボケを止めようとはしないのが浩平だが。
「ま、あれだ。適当に頑張れ。俺は無関係だし抜けさせてもらおう」
「あ、ヒドイ! いたいけな少女がピンチだって言うのに浩平くんは捨てるんだ! いらなくなったらポイなんだぁ!」
「おいこら、誤解を招くような発言を大声で叫ぶな! ここは商店街だぞ!」
「じゃあ助けてよー」
「・・・お前、性格が倉田先輩とかに似てきたな」
言って、浩平はなぜか周囲を見渡した。
「? どうしたの、浩平くん?」
「・・・いや。いまなんか眼を光らせながらあははー、と微笑む倉田先輩を見たような気がするんだが・・・」
気のせいだろうか。実際いま背中に寒いものが去来したのだが・・・。
・・・いや、どうであれ気のせいということにしておこう。その方が賢明な気がする。
「それよりも。もしボクを助けてくれるならもれなく焼きたてほやほやのたい焼きもつくよ?」
ほら、と紙袋を少し開ける。そこから漏れる香ばしい匂い。腹の空いている浩平にとってそれはとてつもない誘惑である。
「うわ、浩平くん。よだれよだれ」
「おっとと・・・。まぁ、良い。こうしているのも何かの縁だ。折原浩平、お前の逃亡生活に救いの手を差し伸べてやろう」
浩平、たい焼きの前に陥落。それに対しあゆは笑顔で頷き、
「商店街を抜けて公園にまで出られればなんとかなるよ。だからそこまで逃げ切れれば―――っ、来る!」
同時、前方の曲がり角から二人のおじさんが現れた。浩平もその二人を見た事がある。ケーキ屋と八百屋の店主だ。
「いや待て。八百屋って・・・。お前なに盗んだんだよ?」
「ぼ、ボク八百屋からなんてなにも盗ってないよ!?」
いまあゆが盗みをした事自体を認めたのだが。それはまぁ、もうどうでも良いだろう。
とりあえずは八百屋のおやじが被害者おっさん同盟に加担しているということだ。
「どうする、あゆ?」
「二人くらいなら、大丈夫!」
言うとあゆは紙袋を強く抱え、腰を強く下げ前傾姿勢に。そして―――、
「!」
加速する。
浩平ですら一瞬見失うほどの超加速。あゆはそのまま二人の店主の中央を通り抜けて行く。
店主たちはあまりの速さに追い付けない。動き出す頃には既にずっと後方だ。
「さすが。水瀬をして『速い』と言わせるだけはあるなぁ」
伊達にアメフト部のエースを張っているわけではないというところだろうか。
浩平とて足が遅いわけではないが、さすがにこの加速には追い付けない。だが、おっさんたちは最初からあゆだけを狙っているので、こっちには脇目も振らずただ悔しがるだけだ。
それを横目に通り過ぎ、減速したあゆの隣に並ぶ。
「さすがは怪盗あゆあゆだな。すげー速さ」
「えへへ、ボクが誇れる唯一の運動だから―――って、誰が怪盗あゆあゆだよっ!」
「祐一が言ってたから真似てみた」
「うぐぅ。祐一くんの馬鹿ぁ」
「っていうか、それだけの脚があるんなら、一人でも十分逃げ切れるんじゃないか?」
「うーん。四、五人までならなんとかなると思うけど、それ以上ともなるとちょっと難しいかも・・・」
「ほう。つまりあれみたいにか」
「え? ・・・あ!」
浩平の視線の先。それはこの商店街の出口だ。だがそこには八人ほどの店主たちが待ち伏せていた。
たい焼き屋の店主を中心に、クレープ屋、今川焼き屋、たこ焼き屋、おでん屋などなど・・・。ある種壮観な光景だ。
「どうしよう・・・。さすがに八人は一気に撒けないよ」
「なーに言ってんだ。そのために俺がいるんだろうが」
「浩平くん?」
「先に行く。機を見て飛び込め!」
浩平が大きく地を蹴る。突出した浩平に店主たちが目を見張った。
「悪いんですけどね。これも俺の腹の満足のため! ・・・あとほんの少しの充実感のためっ!」
寸前でカーブ。手を伸ばし、おでん屋の腰掛(エプロンだろうか)を引っ張り外すと、その場で一回転。そして次の瞬間にもう一度引っ張れば・・・、
「「「ぬぉ!?」」」
三人の店主が脚に絡まったエプロンにつられて転倒する。
これで残るはあゆの言っていたギリギリの許容範囲である五人だ。
あとは知らない。ここであゆが逃げ切れなくても自分は逃げようと決意した浩平であった。が、
「これなら!」
疾走する。砂塵を巻き上げ、あゆは音速を突破する(一部誇張あり)。
捕まえようと群がって行く五人の店主たちの手を軽やかに掻い潜り、
「!」
突き抜けた。
「アメフト部に誘われたのは伊達じゃないなー」
「行くよ、浩平くん!」
「あいよ!」
商店街こそ敵の領域だが、そこを抜ければあゆを捕まえる手建てもないだろう。
悔しそうに地べたを打つ店主たちを尻目に、二人はその場を後にした。
「―――ふむ。つまりこれは食い逃げではなくゲームのようなものだった、と」
商店街近くの公園。
桜咲き誇る公園は緩やかな暖かさを持ち、休憩にはもってこいだ。
そのうち一つのベンチに座りながらたい焼きを頬張り、浩平はあゆを振り向いた。
「そうなの。捕まえられないのが悔しかったらしくて。こうして賞品付きで良いから、って」
「なるほど。賞品先払い式の追いかけっこってところだろうな」
つまり、過去に食い逃げゼロ記録を保持していた商店街の店主たちが、初めてそれを破られた相手があゆだった。
あゆはその後ちゃんと金を払って自首。逮捕されて―――、
「ないよ!?」
「冗談だ」
「・・・うぐぅ。浩平くんいじわるだよ」
「ごほん」
まぁ、その後ちゃんと金を払い仲直り。だが、商店街の皆様としてはプライドの問題が残っていたらしく。
で、両者合意の上で擬似食い逃げをしていたわけだ。
あゆは賞品を持って逃走。そのまま逃げ切れればあゆの勝ちで、賞品はあゆのもの。捕まえられれば店主側の勝ち、というわけだ。
だが、それでもあゆを捕まえられない店主たちが、ここで共同戦線を張ってきた、というのが真相らしい。
「ふむ。とするとホントに食い逃げじゃなかったんだなぁ」
「もちろん。あのときはボクお金持ってなかっただけだもん。あればちゃんと払ったもん」
「つか、なかったらそもそも頼まんだろ」
「うぐっ」
「そして受け取ってからなかったと気付いてそのまま逃げるという発想も出ないだろ」
「うぐっ!」
ポンと浩平はあゆの肩を叩き、極上の笑顔で親指を立てた。
「大丈夫。お前は生粋の食い逃げ犯だよ」
「・・・うぐぅ、さわやかな笑顔でごっついこと言うね浩平くん」
「それが折原浩平という生き物だあゆ。諦めろ」
「そうだね。そうなんだろうね」
諦めの嘆息を吐き、たい焼きを口に運ぶあゆ。でも、そこですぐに笑顔に変わる。
現金な奴だな、とは思うものの・・・それがあゆの良いところでもあるだろう。
「うぐっ? どうしたの、こっち見て」
「いーや。あゆはあゆだなぁ、と」
? と首を傾げるあゆ。そんなあゆに苦笑だけ返しもう一個たい焼きを貰った。
「うん。でもまぁ、ありがと、浩平くん」
「ふが?」
「浩平くんがいたから、こうしてたい焼きも食べられるんだしね。感謝だよ」
「気にするな。俺も昼飯が浮いたからむしろ感謝だ」
「うん!」
そうして春の日差しの中、なぜか妙に人の少ない公園の中であゆと浩平は二人、ゆっくりとたい焼きを食べたのであった。
と、浩平はふと小首を傾げた。
「・・・あれ? なんか忘れているような」
結局それを思い出したのは自宅の前で仁王立ちしていた瑞佳を見たときだった。
その後の光景は・・・推して知るべし。
あとがき
あい、神無月です。
キー学、休日バージョンです。最近は始業式や入学式の翌日が休み、というのも多いですね(自分もそうだった)。
と、いうわけで休日です。浩平です。
あゆ登場。この二人の掛け合いはけっこー多いですのでお楽しみに。
次は誰にするか未定。とりあえず後三話は休日編ですね。では、また。