生徒会長選挙の翌日会長選挙に見事通った祐一は校長室に呼び出されていた。
魔法会長祐一 第三話 「生徒会と裏仕事」
まさか本当に通るとはな〜、しかも校長室に呼び出されるし、
まあ何もないとは思うけど校長はあの人だしな〜ってもう着いてしまった。
とりあえずノックでもするか。
コンコン!
「開いてるわよ〜」
ノックをしてすぐに女性の声が聞こえてきた、ここまで来てしまったんだ、
何が起こっても大丈夫なように平常心平常心・・・よし。
「失礼します」
ッパーン!!ッパーン!!!
「生徒会長就任おめでとう祐坊」
ドアを開け中に入った俺を待っていたのは打ち鳴らしたクラッカーを手に持った和観さんだった。
「・・・とりあえずありがとうございます校長先生」
「あらは〜校長なんて堅苦しい呼び方はだめよ祐坊、次はないわよ」
「りょっ了解です和観さん!」
「よろしい、それでここに呼んだ理由だけど祐坊はこの学園の生徒会の仕組みは知ってる?」
「いや全くこれっぽちも知りませんよ」
「あらは〜やっぱり?まあ簡単に言えば会長が他の役員全員を決めれるのよ」
「ほうほう」
「だから祐坊はさっさと役員を決めて由紀子にこの書類を提出しなさい」
「了解しました、不肖この相沢祐一が責任を持って決めさせてもらいます!」
「あらは〜♪気合は言ってるわね、それじゃあ私の話はこれだけだから頑張りなさい祐坊あっちの仕事もね」
「はい、それでわ失礼しました」
そういい俺は校長室を出て生徒会のメンバーをどうするか思考を始めるのだった。
そんなこんなで祐一が校長室に呼び出されてから二日、
今生徒会室には祐一の呼び出しに答えたメンバー集っていた。
「さて、まずは俺の要望にこたえてここに来てくれた事に感謝する、皆ありがとう、
薄々は分かっていると思うがここにいるメンバーが俺が選んだ生徒会のメンバーだ
これからよろしく頼む」
「さて、それじゃあ就いてもらう役職を説明していくか、まず副会長は智代」
「ああ」
「・・・それと久瀬お前もだ」
「・・・分かったよ、これからよろしく頼むよ」
「次に会計は葉子、お前に頼む」
「どうせ嫌がっても無理にでも就かせるつもりなのでしょう?」
「いや、まあそうなんだが嫌なのか?」
「冗談ですよ、喜んでうけさせてもらいます」
「ああ、それで会計補佐はお前に頼むぜ郁美」
「ええ、任せなさい」
「次は書記長だがこれは有紀寧、お前に頼む」
「はい、これからよろしくお願いしますね」
「ああ、最後に書記補佐だが観鈴、お前に頼むぞ」
「にはは、任されたよ」
「生徒会の役職に就く人間は以上だが雑用要員に浩平たち三人、生徒会つきの教員として唯先生と
恭子先生、カフェテリアと料理部の協力出前とか差し入れとかを頼んである、
基本としてはこんなものだが何か行動を起こすときは俺の人脈を総動員して動く事も可能だ
今説明する事&出来る事は以上かな?っと忘れるところだった、生徒会の要望を直接受け取るのは
教頭先生だから、それじゃあ活動は明日からという事で解散!」
「てな感じで決めましたけど問題ありますか?」
「いえ大丈夫よ、それじゃあ生徒会役員の就任を受理します、これから頑張ってね祐一君」
「はい、それじゃあ・・・」
「まだ帰ったらだめよ」
「へっ?」
「下校時間以降まで残ってそれからグラウンドに向かってくれる?」
「はぁ、それは構わないですけど何かあるんですか?」
「生徒会長としての仕事があるの、それも裏のね」
「裏?」
「そう、祐一君のその力を使った仕事よ、私から言えるのはここまで、
詳しい事はあなたのサポートの子が教えてくれるわ」
「分かりました」
「それじゃあ時間までお茶にしましょうか」
「はい」
「そんな感じで夜中のグラウンドだがって場面飛ばしが多いな今回」
俺がそうつぶやくと後ろから声がかかる。
「そういった事は言ったら駄目ですよマスター」
「ピロ?」
「私もいますわよあるじ様」
そういい猫かもう一匹現れる。
「カルラもか、それでマスターやあるじ様ってのは何だ?」
「その言葉どうりですわよ」
「はい、今日から祐一様が私たち二人のマスターだと春子様の命です」
「母さんの・・・という事は由紀子さんが言っていたサポートっていうのはお前達の事か?」
「はい」
「あるじ様が御望みなら私生活お仕事夜の相手まで、何でもサポートさせて頂きますわ」
「カッカルラ!マスター!この子のいう事は気にしないでください!いいですね!」
「ああ、それで俺は何をすればいいんだ?」
「それはですね・・・」
「早速来たみたいですわよ」
そういったカルラの視線を追いかけると白い靄みたいなのが浮いていた。
「あれは・・・ゴーストか?」
「はい、この学園の魔力にあてられてああいった低級霊が寄ってくるんです
昼間は結界が効いていて表には出てこないのですが夜は結界が少し弱まるので姿を現すんです」
「という事は、俺の仕事ってのは」
「あの霊を退治する事ですわ」
「了解した、まああの程度の低級霊なら・・・って!さっきよりでかくなってる!」
「数も集まりだしましたわね」
「そうですね、中級一歩手前が全部で五匹です、あっ襲ってきますよ」
「なっ!カルラ!ピロ!俺の肩に乗れ!」
「はい!」
「分かりましたわ」
両肩に二匹が乗ると同時にその場から飛び離れると同時に霊が通り過ぎた。
「攻撃手段は体当たりだけか、しかも連携もない、その程度で倒せると思うな!」
幽霊に指を二本そろえて向け唱える
ワンシューティング
雷の魔弾! 一つの狙撃弾
「一匹撃破です!」
「次二匹きますわよ」
「了解!撃てるのは何も一発って訳じゃないんだぜ?」
セブンシューティング
炎の魔弾 七つの狙撃弾
「三匹撃破!」
「あら?どうやら一つに集まるようですわよあるじ様」
「なら集まったところを一気に片付ける」
ライトニングアクス
雷よ その姿を戦斧と化し敵を断ち切れ 雷光戦斧
「行けぇ!」
そう叫びながら腕に集まった雷を霊達に叩き落とした。
「五匹全撃破を確認しました、お疲れ様ですマスター」
「私達がサポートする必要性もありませんでしたわね」
「いや、昔から一緒にいたお前達が一緒だから安心して戦えたぞ」
「そう言ってもらえれば幸いです」
「それでわ帰りましょうかあるじ様」
「ああ、これから色々と忙しくなりそうだな」
そういい祐一は校舎の屋上に一瞬だけ視線を向け帰っていった。
「まさか気付かれていたとは、相沢家の魔術師のレベルは想像以上のようですね」
「相沢祐一、私にかけられた封印といてもらわないとね」
月明かりに照らされた白と黒の女性、祐一の生徒会長としての最初の壁になるであろう二人がそこに存在していた。
こうしてマスターの初御仕事は無事終了しました。
あっ皆さん始めましてマスターの良識ある使い魔のピロと申します、以後よろしくお願いしますね
ふふふ、そして私が良識のない使い魔のカルラですわ、よろしくお願いしますわね
む〜この際カルラはほうって置いて次回は最後に屋上に出てきた人たちとのバトル前編の予定です
それ以外にはオーガストキャラ達を出す予定ですわね
そうです、あとキャラの出演依頼を受け付けるらしいので下のアドレスにメールでお送りください
それでわ最後をお送りしましたのは使い魔のピロとカルラでした
それでわ次回にお会いしましょう
「剣奴と呼ばれた力、御見せいたしますわ」
「変幻の力、ご覧ください」
「「我等相沢祐一の充実なる僕としてこの命尽きぬ限り力振るいましょう」
あとがき
はい、第三話です、まずは校長先生こと和観さんです!
秋子さんにしようとも思ったのですが和観さんになってもらいました
秋子さんは学園関係者にはしない予定ですので出番が少ないかも
因みに学園長→校長→教頭の順にいて学園長は『はにはに』のあの人です
次に生徒会の役職ですが基本的に部活動に所属していないキャラを選びました
気がついたらONEのキャラがいないので中央委員会か風紀委員になってもらう予定です
さて次回は二人とのバトルです、まあ軽く戦うだけにとどまると思いますが楽しみにしていただけると
幸いです、それでわまた次回で会いましょう、でわでわ〜
参入作品追加
うたわれるもの
シャッフル
メールは↓まで
kumotorai@yahoo.co.jp