<前回までのあらすじ>
普通な生活を過ごしていた相沢祐一だったが、ある事件に巻き込まれ一転する。そのとき、右腕に現れたQOH(クィー○オ○ハ○ト)なる紋章。そして、集るハエのごとくに導かれる襲撃者たち。これから相沢はどうなってしまうのか!? ガ○ダムファ○トはレ○ィ・、○ォするのか!? そして、春原はやはりかすはらなのか!?
「こいつで、どうかな?」
相沢祐一もとい俺は唐突に尋ねる。無論独り言ではないぞ。相手がいる。別人格だぁ、とか、作者との掛け合いだぁ、とか、はないので安心しよう。
「いやいあ、嘘ばっかりでしょうが!! つうか、やっぱり僕の呼び名は変わんないの!?」
と俺の相手である春原が叫ぶ。相手って彼女などではないぞ、断じてな! そんなとこに期待すんなよ!!
「いやぁ、だってさ。あらすじって大きなことを言って、物語を冗長させるもんだろ? だったらこれでいいんじゃねーの? って気分で語ってみました、ってこれ作文!? みたいな」
「みたいなじゃねぇよ!! あらすじ馬鹿にすんなよ! だいたい、パクリ用語ばっかじゃん!? 何? GFって!? あんた関係ないでしょうが!!」
「いやいや、いずれは参戦するかもよ。S○WOGだって出演してるんだよ、俺。人気だってあるんだよ、俺。なめんじゃねぇよ」
「声優さんの話はもうやめません? あんたしつこいし」
「しゃーねぇだろ。作者が寝ぼけながら書いている作品なんだから。文句ばっか言ってっとレギュラ落ちっすぞ」
「何、そのリアリティ発言!? びっくりなんですけど!?」
春原が立ち上がり、本気でびっくりしている表情をしていた。それも当然だ。まだ本筋も始まっていないのに消えるんだからな。
「って、もう決定ですか!? というか、地の文であっさり公開すんなよな!!」
「まあ、あれだよ。とりあえず、タイトルも決まったんだし、そろそろ紹介すっか」
「はあ……、そうですね」
「タイトルはこれだ!!」
「意外に格好良いタイトルだね。何の略なんっすかね」
「略? ああ、確か『もうあっさりと決められてわかりやすいタイトルねぇーかな? 問題を相手に提示させて答えていく手法が楽じゃね? おう、それは採用だね』だったと思う」
「ちょっと待てぇ!!?? 何すかその長いようで投げやりなタイトルは!? 略してなかったら誰も目にしないでしょう!?」
「他にも色々とあったようだけどさ。もう、考えんの面倒くさい、とか口にしだして決定したみたいだしよ。ストーリもそういった展開のようだぜ」
「ストーリの展開?」
「つまり、ネットラジオなどのお便りコーナというか、ふつおたの展開を見せようということらしい。つか、そんなんで良いのか、作者? ちなみに、俺はどっちでも良いけど」
「いいわけねぇーだろ!! あんたらどんなけやる気ないの!? って、もう新○風なツッコミじゃねぇーか!? ホント、やる気なさすぎだよ、ホント!!」
「そう興奮すんなよ。無駄に台詞が増えてんぞ。気持ちはわかるが、落ちつけぇ」
「いや、あんたも銀○風だから。気づいてる?」
「そこはスルゥしとけよ。作者も若干気づかずに書いてるんだから。もう、おいといてやれよ、優しくねぇな、お前は。今はエコの時代なんだぞ、って、なんの略だか知らないやつが多いかもしれんが、そこもスルゥしとけ。無難だ」
「妥協すんなよ、こんなとこで!! まだ実質第三回目だし。この話は始まったばっかなんですから。って、新○風だ」
「そうかりかりすんなよ。お前、これは実は三話一気に書き上げられていることに気づかれるだろうが。テレビ番組とは違うんだー、ってノリでいけよ」
「無理だろこれ! つうか、そんな私的事情要らないんですけど!!」
「そこが嬉し恥かしの何とやら何だよ。読者だって納得してるよ。恐らく、多分、きっと」
「その予定的なとこが危ないんだって気づいてます?」
「なんとなくな」
と、俺は一つ息を吐いてみる。いやいや、本当は何度も呼吸くらいしているしぃ、もう数え切れないくらい息吐いているのだが、そこの描写がないのは単に面倒だったからなのか、それとも、無駄な描写は省こう、という目論見だったのかは定かではない。ちなみに、ここで、無駄な描写というか思考が入っているのは『あ、地の文書くの忘れてた』などという作者の取り繕いでは決してない。本当に違うのだ。マジだよ。
「って、怪しすぎるくらいのフォロォ要らないから。それこそ無駄ですよ」
「そうか。しかしあれだな、二人っきりじゃ寂しいもんだね。あと一人パーソナリティがつくらしいんだけどな」
「それ、本当っすか!? ってなんでそんな重要なことはさらって言っちゃうんですか!?」
「いやぁ、そこが俺の持ち味。いや、そここそが俺のアイデンティティなのさ!!!」
「いや、威張るとこじゃないから」春原が額に手を当てての発言。何故だか、眼鏡を掛けていそうな雰囲気があった。気のせいだろう。「それで、誰が来るんですか?」
「確か、『ゼ○の使○魔』のル○ズとか書いてあったな。ようは、釘○さんだ」
「隠す気全然ないだろう!!! あんた、これはあれですか、銀○使用にすんのか!!」
「だって台本に書いてんだもん。俺の所為じゃない。むしろ、作者が悪い!」
「もう、他人の所為かよ!? つうか、台本なんてないから、不予定作品のはずでしょうが!」
「あ、言っちゃったよ。それこそ問題発言だろうが。もっと作者エコロジ略して『作エコ』してやれよな。あいつだって、まさか朝にこんなもの書いてる時間を作る破目になるなって思っていなかったんだぞ。もっと寝てたいし、ゲームもしたいんだよぉ。そこんとこ気にしてやれよ、新○ぃ」
「そんなこと知りませんよ!! って、ぶっちゃけどうでもいいことばっかじゃん!! つうか、キャラクタ名変わってんですけど、僕。 何? これからもこのテンポなんですか? アップアップテンポなんすか!? ついでに、釘○さんのキャラクタがくるんすか?」
「大丈夫だよ、春原。キャラクタ名は時々変わる程度さ。気にするなよ」
「気にするよ! あんただって間違われていたら困るでしょうが」
「基本的には杉○で良いぞ。中の人だからな」
「ツッコミ辛いネタだなそれ。本人が見ていたら怒られるぞ」
「マジでか!? それはマズイ。自重して、名前の智○でいこうかな」
「って、反省の色ねぇ!?」
数分ほどの言い合いの後。
まあ、要するに長いから中略しているのだ。あれ? SSって中略ありなのか? まああれだ、気にしないほうが良いだろう。つうか、これ本当にいいの? 次回あたりからがらりと変えていったほうが良くない? とか思っていたとかいないとか。そんな話も交えていたのだが、読者だって(いたとして)『お前は今更だな』とか風に読んでくれているはず。きっと、多分、恐らく、もしかしなくとも。
というわけで、話の続き。
「とまあ、話はおいといてだ。つうか、行間の合間話してた設定? まったく、勝手つうか華ってつうか、ホント適当に文字数稼いでない、作者。俺たちさっきまでお茶飲んでたじゃん。な、新○」
「そうですよね、銀○ん。まったく、これだからこのSSも発表前にごたごたしてるんですよ」
「ああ、まったくだ。しかも、この調子が予定では十二回は続くようだしぃ、もう先見えてんじゃね? てか、三人目本当にあの人で行くのか? 今度は神○なのか? どんだけ銀○好きなんだよ!? アニメ全話とか見てんじゃねぇよ、本当。もっと、自分で見る前に勧めろ」
「その通り。ア○プ○最高ぅ、とか書いて欲しいもんですよね。もしくは、木曜の午後六時ごろって何かやってなかった、アニメとか? なんて書いてくれませんかね?」
「それじゃあ、如何にもだろうが。もっと、ばれないように、企業の差し金じゃないよ、的なことをだな……」
(って、お前らしつこいよ! ホント、やめてよね。アニメ会社の社員じゃないんだよ! アニメータじゃないんだよぉ!! 適当に怪しい単語とか話にしていくなよな!!!)
「怒ってますね」
「事実言われて頭にきてんじゃねぇーのか? そうなんですか、作者さん」
(俺をだすなよ! スタッフを前だししていく作品なんてないよ。誰も期待なんかしてないんだからやめろよな!! 消すぞ、このやろぉ!!!!!!)
室内に鳴り響くボイス。若干、高めの声だったのが妙に気になる。喉仏ないんじゃない?
「うわ、本気だ」
「さすがにやりすぎたか。よし、話を戻そう。三人目に対するその答えは……」
「その答えは……?」
そこで、前回の奇妙な音。今回はヤッ○・マ○のOP曲だった。子供には受けないだろうに、わざと?
「なので、次回に続く!!」
「話の前後繋がってないよ」
「とりあえずだ」
「「じゃーな」」
≪後書きではないようなあるような≫
「ネットに載ったことだし、もっとはっちゃけていきたいもんだな。○解とかやってみたいんだけど。もしくは、か○は○波」
「うわ、ジ○ン○ネタっすね。大丈夫じゃないかな?」
「まあ、そろそろ自粛したくなってきてんじゃね。ネット上に載るらしいし」
「そうですよね。まあ、ストーリも今度から本格的なもののようですし、期待……、はせずに読んで欲しいですね」
(三回目にしてタイトル決定……。ほんと、すんませんでした!)